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SWEET SIXTEEN

スコットランドが舞台の映画(2002年)。カンヌ国際映画祭で脚本賞受賞作品。

SWEET SIXTEENというタイトルからすると、可愛らしくって明るいイメージがするけれど、実際はその逆でとても暗かった。。。イギリスの天気と同じように、曇りのイメージ。

でもそのストーリー展開は自然で、実際に起こっているのでは?なんて思ってしまうぐらいだった。とにかく暴力シーンとかはハラハラしていて見ていられないので早送り。

大まかなストーリーは。。。(これから見ようとしている人は以下読まない方が良いかもしれません!)

少年はとことん母親想い。母親は刑務所にいる。少年は母親が出所したら平和に一緒に住みたいとただ思っている。

ある日、眺めの素晴らしい家を見つけたので、購入しようと決心する。その為、少年はドラッグの売買を始める。トラブルに合う度に身体に傷を負い、彼のお姉さんがいつも心配して手当をする。
お姉さんだけは、何故か普通。

やっと念願の家を手に入れたと思えば、あることをきっかけで腹を立てた友人が家を燃やしてしまうのだ。夢を失ってしまった少年は愕然とするが、ドラッグ商売のボスが交換条件で高級マンションをプレゼントしてくれた。

出所した母親を迎えに行き、そのマンションに連れて行くものの、母親は次の日には何も言わずに出て行ってしまう。暴力的な彼の元に帰って行ったのだ。(その暴力的な彼のことを少年は嫌っている。)カッとなった少年はその母親の彼を。。。あぁ、無念。その日は16歳の誕生日「SWEET SIXTEEN」。。。と言う話。

なんとも言えない。。。後味。母想いの可愛らしい少年。母は。。。時には救われ、山あり谷あり。現実的で重い。。。

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